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【写真集】ハッセルブラッドで写し取る最高のロマン。『MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真』

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アポロ計画から50年となる節目に『MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真』という美しい写真集が発売された。 今まで見てきたどの写真集よりも、ロマンを感じる最高の一冊。 まず表紙がずるい。月だ。月面だ。一生涯見ることができない景色。 人類史においても歴史的価値のある資料と言える。 撮影は全て中判フィルムカメラ。Hasselblad 500EL/Mを宇宙飛行用に宇宙服でも撮影に不自由しないようカスタムして撮影されている。 さらに、フィルムはKodak社が宇宙飛行用に薄いフィルムを用意したもの。カラーフィルムのエクタクロームで160枚、モノクロフィルムのパトナミックXで200枚が撮影できたとのこと。 撮影者は当然、宇宙飛行士である。 これほどのロマンがあるだろうか。
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宇宙のロマン

幼少期には宇宙が大好きだった。 子供向けの図鑑を隅から隅まで何度も何度も読んで、壮大なスケールに心躍ったものだった。 小学2年生の文集には将来の夢を「宇宙飛行士」と書いた。 その夢は長く続かず、小学4年生ぐらいから視力が低下したことで宇宙飛行士は諦め、いつしか宇宙への興味は引いていった。 それから10年ほど経って、浪人時代にふと手にした週刊モーニング。 『宇宙兄弟』と出会い、心が躍った。 例えフィクションだとしても、宇宙への興味がそそられる最高のマンガである。 当時は主人公の弟、南波日々人が月に降り立った頃だと記憶している。 今は主人公の南波六太が月で一大プロジェクトを完遂したところだ。とても胸が熱くなる。

Hasselbladのロマン

5年前にデジタルカメラを購入した。そこから紆余曲折あって、今はフィルムカメラにハマっている。 デジタル全盛期といえる現代で、あえてフィルムを使うことで、写真に丁寧に向き合えると感じている。 そして、フィルムを始めると気になり出すのがLeicaとHasselbladだ。人はカメラ沼に足を踏み入れ、沈んでいく。私も例外ではない。 中判の6×6フォーマットではHasselbladが沼の最深部だと思う。異論は認める。
中判フィルムで撮る写真は最高に痺れるのだ。2020年までにHasselbladと密かに考えている。買った。
HASSELBLADへの憧れだけで写真は撮れない。

宇宙×Hasselbladのロマン

そんな私が『MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真』にときめかない訳がない。 毎朝の通勤電車で死んだ目をしながら、終わりの見えない繁忙期に向かう。 その道中で毎朝眺める玄光社運営のPICTURESというウェブマガジン。 そこで最高にロマンが詰まった写真集の存在を知った。見付けた瞬間にまずポチった。到着は翌日らしい。悔しい。早く見たい。 [blogcard url=”https://genkosha.pictures/photo/19020119555″] 冒頭に書いたとおり、宇宙飛行士が撮影した宇宙の写真集だ。宇宙飛行用にカスタムされたHasselbladで撮影された宇宙の写真集だ。 これほどのロマンがあるだろうか。 無事にポチった後に、PICTURESに戻って、そして1枚1枚ゆっくりと写真を見た。 ただただ最高だった。 会社の昼休みにPCでゆっくり写真を見た。 そこで気が付いた。PICTURESのページはぜひPCで見てほしい。 できれば大きなモニターで見てほしい。 目の前に宇宙が広がるから。

ロマンの塊を手に入れた

一夜明けてようやく手元に届いた。 食い入るように1枚1枚を隅々まで時間を忘れて鑑賞した。 ふと、一体何年前の写真だ?と我に返る。 50年前である。 もう一度言う。 50年前である。それも宇宙である。 50年前のHasselbladとKodakがこれだけの描写をしているのだ。それも宇宙で。

とにかくロマン

MOONSHOTS 宇宙探査50年をとらえた奇跡の記録写真』はとにかく最高のロマンが詰まった最高の写真集だ。
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ABOUT ME
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アマチュアフォトグラファー
湘南で大きいカメラを振り回してる社畜|Kodak日本一周 神奈川県担当(2020)|川崎フロンターレサポ(2013~)
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