[photolog abc]Canon EOS 6D【作例】
かつてフォトabバcという謎コンテンツが存在しましたが、あまりにセンスがないし、フォトヨ●バシ様に遠く及ばない駄記事でした。
photolog abcという無難かつ無個性な名前で、適当に書いていこうと思います。
ちなみに、フォトヨド●シ様のEOS 6Dの実写レビューは、片瀬西浜海岸で撮影されているようです。おそらく新江の島水族館の前あたり。
湘南エリアは他の記事でも度々登場するので、なんだかとても親近感を持ってしまいます。
Canon(キヤノン) EOS 6D 実写レビュー | フォトヨドバシ http://photo.yodobashi.com/canon/camera/6d/
はじめに
さて、Canon EOS 6Dは2012年11月30日に発売となったフルサイズ一眼レフです。本記事の執筆開始時点で実に7年半ほど経過しています。
また、2017年8月4日には後継機のEOS 6D Mark Ⅱが発売となり、約5年で世代交代となりました。
2020年6月現在では、ミラーレス一眼シリーズのEOS 6D的ポジションの機種として、「EOS R6」の発表が噂されており、EOS 6Dはますます過去のものとして語られることになっています。
ただ、腐っても鯛という言葉があるように、EOS 6Dはフルサイズ一眼レフとしての性能を充分に備えています。
2度買うカメラは名機とどこかで聞いたことがありますが、EOS 6Dもまさに名機。1度手放したのに巡り巡って買い戻してしまいました。
掲載する写真は2015年秋〜2017年夏頃に撮影したものばかりです。とにかく写真が楽しくて、とにかくたくさんシャッターを切っていた頃。そして激務に疲弊することなく活き活きしていた頃・・・。
古都 京都
とにかく京都に行けば良い写真が撮れると信じてやまなかった5年前。
50mmが標準レンズと言われますが、私にはどうにも窮屈に感じました。そんな私に嵌まったのは、TAMRON SP 35mm F/1.8 Di VC USD。
このレンズをメインレンズとして、35mm単焦点縛りの一人旅に出かけました。
さすがのフルサイズというべきか、当時暗所性能の高いと言われたEOS 6Dは初日の夕暮れ時から美しいグラデーションを描いてくれました。
フルサイズ vs APS-C論争を起こす気はないと一言添えておきます。APS-CにはAPS-Cの良さがあります。
フードフォト
撮ってよし、食べてよしのフードフォト。お店や周りのお客さんに威圧感を与えてしまうため、撮影はスピーディーに。
薄暗いバーやカフェでもお構いなし。多少ISO感度を上げてもざらつくことはなく、
安心して撮影することができます。
窓辺の自然光が入る席なら大勝利。瓶のきらめき、料理のシズル感は最高です。(もちろん味も!)
スナップなどなど
カテゴライズが難しいので適当に。
発売当時「世界最軽量の新世代フルサイズ」と謳われたEOS 6Dは、マグネシウム合金を使いながらも軽量なボディを実現しています。
一眼レフがミラーレスに追いやられてきている今にすれば、「最軽量」だなんて鼻で笑われてしまうかもしれません。
それでも軽いと思えば軽いんです。どこにだって連れていける。(バケペン比)
湘南・江の島
なんとなく湘南に惹かれて海に足を運ぶようになった私は、ある日写真展に吸い込まれます。
湘南の写真家 市川紀元氏の個展です。
どこか既視感のあった市川氏の写真。
帰宅してびっくり。自室に飾っていたカレンダーでした。大変に失礼な話ではありますが、市川氏のお名前を知らぬまま、自宅の壁にカレンダーを飾っていたのです。
ドラマチックな作品に魅せられて、この日から湘南に通うペースが上がっていきました。狙うは夕景。天気や季節によってどこがいいか日々勉強です。
ポートレート
市川紀元氏主催の写真教室「湘南フォトセッション」に初めて参加した日。そして初めてポートレートを撮った日。
モデルは湘南フォトセッションのアシスタントでもある小林夕夏さん(@sunsetsummer_yk)。湘南エリアで活動するシンガーソングライターです。
EOS 6D時代に撮影したポートレートは数少なく、ピンボケも量産していてとても残念に思います。最新ミラーレスとは比べ物にならないAF性能の差に愕然とすることでしょう。
私の場合、ミラーレスで撮っているとどうしても動画を一時停止する感覚に陥ってしまいます。光学ファインダーを通じてじっくり向き合えばAFなんて関係ない。ピントは自分でコントロールしてやるという強い意志が必要だと思うのです。
久しぶりにEOS 6Dでポートレート撮りたいです。
軽やかにフルサイズ。
EOS 6Dのカタログのキャッチコピーは「軽やかにフルサイズ。」
本体のみ約680g。フルサイズ入門機でありながら、しっかりと防塵・防滴。
気軽に使えるフルサイズ機として、絶妙なラインを突いていると思うのです。
撒き餌レンズと言われるEF 50mm F1.8 STMを付けた日には軽くて軽くて笑っちゃうレベル。(バケペン比)
そして、大三元を付けた日には途端に重くなる。だけどバランス良く握ることができる。これがEOS 6D。
「レンズは資産」なんて言いますが、それは個人が所有するレンズの話だけではありません。
EFマウントは長寿で流通量が多いマウントです。ズームも単焦点もお値段も、下から上まで様々な選択肢があります。RFレンズに移行が始まって、お値段が下がってきた今だからこそ、EFマウントは再び選択肢に入るのではないでしょうか。