「趣味は写真です」と言うと、必ず聞かれる3つの質問と1つの煽り文句
写真を趣味にしている人で、聞かれなかった人はいないんじゃないの?というぐらい、何度も聞かれてしまう質問を集めてみました。
2018年にこの記事を投稿してから、ときどき内容を更新しています。
しかし、残念なことに「写真 趣味 うざい」というキーワードで来訪される方が多い記事です。
確かにカメラを持つ人の問題行動というのは目に付きやすく、迷惑をかける人が多いのも事実。でもその一方でマナーを守って活動している方が大多数なのも事実です。
私のケースではありますが、写真を趣味とする人がどのようなことを考えているのか、本記事を通じて少しでも伝われば嬉しいです。
abc
写真は楽しい趣味なんですよ!
はじめに
私は2014年にカメラを買い、2021年時点で7年が経ちました。
普段は海で写真を撮っていますが、ときどきポートレートを撮ったりスナップを撮ったりもしています。
2020年には、フィルムメーカであるKodak社の#Kodak日本一周というプロモーション企画で、神奈川県代表に選出され、Kodak公式アカウントに写真が掲載されました。
初めてカメラを手にしてから一気に写真にのめり込み、3桁万円は消費してます。趣味とはいえ、少々やり過ぎ感はありますが、それでも写真を始めて良かったと言いきれます。
ただ、周りからは時々いろいろ言われるんですよね〜。人の趣味にケチ付けんな!とたまに思います。
そんなわけで自分語り記事です!
Q.何でカメラ買ったの?
A.「なんとなく」です。
カメラを購入しようと思い立つ大多数の方は「なんとなく」だと思うんです。何を撮りたいかわからないけど、カメラを持っておきたいっていうやつ。
私の場合は、転機となったのはテニス観戦です。
大学生のときは(授業はサボるものだと思っていて)暇だったので、テニスの楽天オープンを毎年観に行っていました。自由席で試合を観ながら、OLYMPUSの望遠ズームが優秀なコンデジで、なんとなくパシャパシャしていました。
でも、どれものっぺりした写真になっています。
あまり綺麗に見えないので「あぁ、ちゃんとしたカメラ欲しいな〜」と考え始めました。
当初はスポーツを撮りたいと思っていたので、当時の動体撮影最強機Canon EOS 7Dを検討。
買う前に吟味した結果、「カメラにハマるかもわからない。とりあえず、小さくて安いやつを買っておいて、後から考えよう」となりました。
結果的に写真にドハマリし、今では機材が巨大化しました。
そしてテニス観戦はしなくなりました。。。
Q.普段何撮ってるの?
A.面倒くさいので「風景だよ!」って答えています。
ただ、猫も撮るし、スイーツも撮る(食べる)し、花火も撮る。最近は友人のライブや結婚式、カップルフォトなんかも撮りました。
撮れるものは何でも撮ってる感じです。
そんなわけで、「普段何撮ってるの?」はなかなか難しい質問なんですが、面倒くさいので今後も「風景だよ!」って答えます。
Q.写真撮って何が楽しいの?
A.楽しいものに理由いらなくない?
直接的なことで言えば、綺麗に撮れたら楽しいですよ、もちろんです。
そして、できれば友人や家族と共有したい。もしくはSNSで交流してみたい。多分みんなそうなんです。もう死語になってしまいましたが、インスタ映えはその典型でした。
ただ、本当に楽しいのは写真を撮ることではありません。
写真は、人生に+αの付加価値を与えてくれるものです。
カメラがないときには「夕焼けが綺麗だなぁ」「雪が降ったなぁ」と思うだけでした。
でも、カメラを手にすると「せっかくカメラあるし、綺麗に撮りたい」という変化が起きます。ただの日常が楽しくなってきます。
明日の天気が気になるし、週末の天気も超気になる。「天気が良ければ▲▲に行こう!」と楽しい気持ちになれる。
それ以外にも、旅行+α、スポーツ+α、育児+α・・・などなど、いろいろ楽しくなるイベントがたくさんあります。
人生が豊かになる。大げさに思われるかもしれませんが、そんな気がしています。
「スマホで充分じゃん」という煽り文句
質問に答えると、次はこう言われるんです。
「スマホで充分じゃん」と。「お金の無駄じゃん。」と。
「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」
老若男女がスマホを持ち歩くこの時代において、間違いなく、一番身近なカメラはスマホです。
そして、スマホでもある程度は綺麗に撮れてしまいます。これは否定できない事実です。
スピーディー。起動時間が短く、連写も動画もすぐ撮れる。シェアも簡単。本当にスマホの進化は素晴らしいです。
だからといって、スマホが一眼レフ・ミラーレス一眼に取って代わることはありません。
スマホでは撮りたいものを、思った通りに撮ることができないから。
具体的にわかりやすいのはレンズの違い。一眼レフ・ミラーレス一眼はレンズの付け替えで幅広いシーンに対応できます。
例えば、スマホでスポーツ写真は撮れないでしょう。さすがにあと数十年の間は・・・。
スマホのカメラの利便性は理解しています。その上で、一眼レフ・ミラーレス一眼は別腹として使っているんです。
スナップ写真の肖像権問題
ところで、人が写り込む写真には肖像権の問題があります。
SNS上では個人が特定できるような写真を掲載している方が散見されます。トラブルにならないものか心配になるものも多々あります。詳しくは書きませんが、某カメラメーカーのプロモーションも炎上したことがありました。撮影者のモラルが問われる時代だと思います。
人物が特定されない場合には肖像権の侵害にはあたらないとされています。私の場合は後ろ姿やシルエットで撮ることが多いため、法律的には問題がない撮影となります。
しかしそれは、あくまでも法律の話であることは重々理解した上で、トラブルにならないように配慮した撮影を心がけています。
特に、人物を特定できる場合、具体的には顔が写り込んでいる(写り込んでしまった)場合には、Web掲載の許諾を得てから掲載するようにしています。
海辺のカップルは絵になるシーンが多く、時には自ら声をかけて撮影させてもらうことがあります。観光地では記念撮影を頼まれた流れで、撮影することもあります。
いずれの場合も、
①背面液晶またはAirDropですぐにデータを確認してもらう
②後日レタッチ後のデータをお送りして、改めて掲載の許可を確認する
ように心がけています。
数年前に海で撮影したカップルから、久しぶりに連絡が来て撮影を依頼されるという嬉しい出会いもありました。
撮りたい瞬間、残したい瞬間はありますか?
私は撮れるものは全部撮っていきたいです。
写真を撮る人は、1秒にも満たないほんの一瞬を狙ってシャッターを切ります。
※撮影直後に声をかけ、Web掲載許可を得ています。
もちろん写真はお渡ししました。
ありとあらゆる場所に、残したいと思える瞬間が溢れています。それはきっと無限にあります。
おわりに
冒頭に書いたように、カメラを持つ人の問題行動というのは目に付きやすいものです。迷惑をかける人が多いのも事実。あえて書きませんが、特定ジャンルの写真を撮る人は、残念ながら総じて悪とされてしまうことが多いですよね。
でもその一方で、マナーを守って活動している方が大多数なのも事実です。このことは忘れないで欲しいです。
そして、カメラを持つ1人1人がファインダーの中だけでなく、周囲に目を向けて写真を撮って欲しいと思っています。
「写真 趣味 うざい」なんて思わないで欲しい。ほんとうに。1人の写真愛好家として切に願います。
abc
写真って超楽しくて、超良い趣味ですよ。あなたも始めてみませんか?