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アラサーになり、友人の結婚ラッシュが始まりました。5月1日には「令和婚」というパワーワードまで飛び交っていて恐怖に震えましたabc(
@dabcphoto)です。
結婚の記念に撮影する写真として「前撮り」や「エンゲージメントフォト」がありますが、今回は「前撮り」についてです。
前回の記事は以下参照。準備するものや勉強の仕方などを自分なりにまとまてみました。
【写真趣味あるある】素人が友人からカップルフォトを頼まれたときの対処法
はじめに
前回の記事ではカップルフォト(エンゲージメントフォト)としていましたが、今回はガチの前撮り。
せっせと予習して無事に終えた友人のエンゲージメントフォトの撮影ですが、「3日後に丸の内で前撮りするよ」と聞いたので、急遽プロの撮影に帯同させてもらうことにしました。
前撮り当日は荷物持ちをしながら、プロの邪魔にならないように注意して立ち回りつつ、自分でもちょくちょく撮らせてもらいました。
プロの前撮り撮影を間近で見学させてもらい、学んだことが今回の趣旨です。
ポイント①:ポージングの指示が的確
人物を撮影するとき、ポージングの指示を出します。風景の撮影とは明らかに違う点です。
(言えることなら太陽に「沈むの10分待って!」とか言いたい。)
プロはテンポ良くシャッターを切り、テンポ良く指示を出すことを繰り返していました。
たまにポートレートを撮る機会がありますが、自分がどうやって撮りたいかが明確ではなく、グダグダとしてしまうのが常に反省点です。
プロは撮影のイメージが明確。だから的確に指示を出せるのだと思います。
さらに、
口頭での指示だけでなく、さらっとカメラマン自身が実演して、座る場所、顔や手足の向きを指示していきます。
口や身振り手振りだけでは伝わらないことを一瞬で伝えるには実演が早いです。さらっとやってのけるのはさすがでした。
ポイント②:ライティングの速さ
日が落ちてきてからの撮影はストロボでのライティングが必要になります。
オンカメラも状況によっては使用していましたが、ほとんどオフカメラの1灯または2灯で撮影していました。
「どの位置にストロボをおいて、どれくらい光らせる」という判断を、長くても30秒程度で決めていたように見えました。
判断のスピードは知識と経験ができないことで、素人の私には全くわかりませんでした。
まだ明るい時間帯には1灯。完全に暗くなってからは後ろから1灯、ほぼ対称の位置からもう1灯だったように見えます。
オフカメラのストロボは、スタンド型一脚にストロボを付け、さらにディフューザーを付けていました。
高さを自由に変えられる=撮影の自由度が高いものでした。真似しようと思います。
納品されたものを友人に見せてもらえば、より理解が深まるのではないかと思います。
イルコさんの書籍をはじめ、ライティングの本は持っていますが、実際に試す機会がなかなかありません。せっかく買ったのに埃を被っています。どこかでちゃんと勉強したいです。
ポイント③:手際の良さ
上述の内容にも被ってきますが、とにかく手際が良かったです。
撮影ポイントに到着する。
立ち位置(座り位置)を決める。
オフカメラのストロボを置いて、テスト発光する。
ポーズを指示する。
撮る→レンズを変えて撮る。
ポーズ、目線を変えて撮る
ライティングやアングルを変えて撮る
立ち位置(座り位置)を変えて撮る
以下繰り返し、終わったら移動
文字にするとこれだけですが、実際に判断するポイントは多いです。それなのにテンポ良く撮影が進んでいました。
そして、撮影の準備している間にはスタイリストさんがドレスと髪を直していました。プロとプロの連携は鮮やかでした。
休憩を除いて、休みなく進む撮影はプロの知識と経験が成せる技だと感じました。
プロの装備について
撮影に夢中だったので、機材について細かく教えてもらうことはしなかったのですが、見ていた限りの内容を記載します。
ボディ:Canon 5D系統の2台
一眼レフ機のEOS 5D markIV(markIII?)を2台持ちでした。
違う焦点距離のレンズを使い分けて撮影されていました。
レンズ:16-35mmF4、50mm、85mm、135mm
2台のカメラに、50mmと85mmの2本を装着するのが基本スタイルのようでした。
状況に応じて16-35mmF4、135mmに付け替えて撮影されていました。
ストロボ:4灯+ディフューザー
2台のカメラそれぞれに2灯を装着。状況に応じて発光。
基本的にはオンカメラの使用ではなく、コマンダーとして使用しているようでした。
残る2灯はオフカメラでの使用。スタンド型一脚に1灯、スタンドもなく地面やベンチ直置きで1灯。型番はわかりませんでした。
ディフューザーはこのような形のものを使用されていました。全体的に柔らかい光を拡散させる製品のようです。
その他:スタンド型一脚
150〜170cmぐらいまで高くなるスタンド型一脚を使用。ストロボ1灯のためで、カメラをセットすることはありませんでした。
その他:カメラバッグ
ボディバッグ?ウエストポーチ?のようなタイプのバッグを使用されていました。
レンズの後ろ玉を上にして収納し、キャップは無し。レンズ交換の際に余計な動作が減るため、かなりスピーディーでした。
荷物が重くなりがちな私としては、見習いたいポイントです。。。
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おわり
プロのカメラマンってどんな撮影しているのか気になっていましたが、撮影技術以上に大事なことを間近で見学できました。
撮影の手際の良さって大事です。指示やライティング、機材の選び方から、プロの手際の良さを感じました。
貴重な経験で、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
プロの横で撮影した写真たち
新郎新婦の許可も得ましたので、私が撮影したものをアップします。あまりにも絵になりすぎて、写真上手くなった気がします。笑
最後に。結婚おめでとう!お幸せに!
ABOUT ME
湘南で大きいカメラを振り回してる社畜|Kodak日本一周 神奈川県担当(2020)|川崎フロンターレサポ(2013~)