先日、写真家 塙 真一氏のポートレート講座を受講してきました。
テーマはナチュラルポートレート。
ポートレートというとカメラマンがポーズを指示して、表情も指示して、なんかこう難しいことをするようなイメージがありますが、今回は真逆。
いかにナチュラルに撮影できるかというのがテーマでした。
目次
はじめに
今回の講師は塙 真一氏(@S_HANAWA)。富士フイルムのアカデミーXでもお世話になった写真家です。
https://abc-photo.com/entry/academyx-nightsnap-20181221/
モデルは矢沢なりさん(@nari_yazawa)。姉agehaで活躍するモデルさん。直前に参加者から譲ってもらっていた花粉症の薬で、やけにハイになっていました。
始まる前に簡単にアドバイス。
「相手にカメラを意識させない」のが大事とのこと。モデルさんに「なんかこの人撮ってるなぁ~」と思われるぐらいにカメラを意識させないようにする。簡単なのは時間をかけることと、仲良くなることとのこと。
ちなみに、参加者の5人がSONY、1人がCanon、1人がNikon、私がFUJIFILM X-T3でした。すっかりミラーレスの時代ということでしょうか。
塙氏もこの日はSONYのミラーレスでした。前日にはあの中判ミラーレスを買ったとか・・・。しゅごい・・・。
1巡目
今まで何度かポートレートのワークショップに参加してきましたが、なぜか撮影順が1番になることが多いです。なんででしょうね。
最初は今一番お気に入りのレンズをチョイス。XF35mmF1.4 Rです。引いてよし、寄ってよしの万能レンズ。
横から撮影タイム
横からも撮影OKでしたので、他の参加者の邪魔にならないよう気をつけながら撮影しました。
2巡目
1人5分の持ち時間でしたので、2巡目は35分後でした。すっかりカメラを気にしなくなってきた頃です。
黄昏れている感を出すために、距離を取りました。距離感を意識するためにXF56mmF1.2 R APDをチョイス。
ナチュラルの時間は終わりだ
最後はナチュラルを捨て、ポージングしてもらいました。先程までと表情が全然違いますね。
おまけのHasselblad 500C/M
アカデミーXのときには塙氏に「ライカくん」と名付けられましたが、今回はHasselblad 500C/Mを持参。
曇天だったことから、フィルムはPORTRA400をチョイス。
本当は撮影前にカウンタが1になるまで巻き上げないといけないのですが、フィルムを少しでも節約したかったので、カウンタを1にすることなく撮影開始しました。
すると、本当の1枚目はこんなことに。
しっかりスキャンしてくださったチャンプカメラさん、ありがとうございます。
解散16:30でしたが、19:00には現像が終わっていました。本当にありがたいです。
https://abc-photo.com/entry/portra400-review1/
おわり
昨年からポートレートを撮る機会が増えていますが、どうにもポーズを撮ってもらうことに違和感がありました。
モデルさんに自由に動いてもらう。これも1つの撮影スタイルとして、ありなんですね。
ちなみに、矢沢さんはあまりに自由すぎて、こちらも困惑しました。1巡目の終わり頃、レンズをバシバシされました。
これぞナチュラル?(いや、キマってたせい?)
塙さん(@S_HANAWA)、矢沢さん(@nari_yazawa)、ありがとうございました。