レビュー・作例
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【X100F】湘南の海スナップを楽しめるカメラ

abc
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abc(@dabcphoto)です。 先日書いたとおり、思うところあってデジタルカメラの装備品がFUJIFILM X100Fだけになりました。 皮肉なことに装備品を手放して、新しいカメラを手にすると写真を撮りに行く気力がどこからか湧いてくるものです。 今回、私の心のホームビーチとも言える湘南の鵠沼海岸で、夕暮れ時の写真を撮ってきたので、X100Fの所感を簡単にまとめてみようと思います。作例のレベルはお察しです。
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鵠沼海岸(くげぬまかいがん)とは

馴染みのない方がほとんどだと思いますので、鵠沼海岸(くげぬまかいがん)を超簡単にご紹介します。 湘南の有名なビーチの1つで、白杭という夏の風物詩があります。(前回もチラッとでてきました。) 白杭が立つのは6月中下旬頃~9月初旬まで。 観光的には小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅や、江ノ電江ノ島駅を利用する方がほとんどだと思いますが、鵠沼海岸だけを目指すなら小田急江ノ島線に鵠沼海岸駅があります。 江ノ島よりすぐ西側の浜は片瀬西浜海岸と言います。新江ノ島水族館から海に出たあたりです。 そこから、1.5kmほど西へいくと鵠沼海岸になります。(片瀬西浜海岸と鵠沼海岸の正確な区切りはよくわかりません。) 詳しい位置関係はGoogle先生に聞いてください。 今の時期は水分補給必須です。新江ノ島水族館を過ぎるとしばらくトイレや自販機がないので注意してください。

青い空、白い雲、青い海、そして白い杭

やっぱり、真夏といえばあ青い空と白い雲ですよね。積乱雲を撮りたいのですが、なかなか思ったように現れてくれません。 冬よりも濃い青を見ると真夏って感じがしますね。イメージ的にはVelviaがぴったり。 江ノ島の近くはアクセスが良く、海水浴客が多いため、カメラを構えるときには十分に気を付けます。 砂浜をじゃぶじゃぶしながら、歩くのがとても気持ちいいです。 台風の影響で波が高かったので、ライフガードのお兄さんがしっかり海岸線を警戒していました。 近年大人気の撮影スポット、白杭がこちらです。白が映える。 白杭は遊泳区域と遊泳禁止区域の境界線です。白杭より西側には河口があり、大変危険です。(知らない人が多いので、実質意味が無さそうな気もします。 そのまま夕暮れを待ちます。空がピンク色に染まってきます。 砂浜はワンちゃんたちの散歩コースでもあります。 海ではしゃぐのは子供も大人も同じ。   大波に乗ったサーファーたちの帰還。 富士山は頭しか見えませんでしたが、きれいに焼けてくれました。

湘南の海スナップで感じたX100Fのメリット

そうそう、X100Fの話でした。

とにかく軽快

レンズ交換式だと、レンズの数だけ荷物が増えますが、X100Fはそんな心配がありません。 バッテリーとSDカード混みで約469g。たったこれだけ! レンズをせっせと詰める必要がないので、ボディバッグ1つあればオッケーです。 海での撮影では、気付かないうちに背中のリュックが濡れていることもあります。背中の荷物に心配することなく、写真に集中できるのはいいことです。

内蔵NDフィルターが便利

3段分のNDフィルターが内蔵されています。これがとにかく便利。レンズ交換をするとなると、ND8のレンズフィルターを必要な数だけ買い揃えなくてはいけません。 逆光でサーファーを狙うとき、できるだけ開放で撮るためにはNDフィルターが必要になりますが、X100Fなら内蔵されています。強い。 普通なら撮影中にせっせとフィルターを外さなくてはいけませんが、ファンクション(Fn)設定次第ではボタンひとつでNDのONOFF切り替えができます。強い。

アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー!

声に出して読みたい単語です。アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー。EVFでもOVFでもないハイブリッドなファインダー。 光学式のファインダーを覗いてリアルタイムで周囲の様子を見ていながら、右下に撮影のプレビューを表示できます。 海撮影では波の形が大事で、タイミングにはこだわりたいもの。リアルタイムで確認できる安心感は素晴らしいです。

湘南の海スナップで感じたX100Fのデメリット

砂が入り込みやすいレンズ構造

帰宅してからカメラをチェックすると、砂がたくさん付いていました。 防塵防滴仕様ではないので注意が必要なのは承知の上です。それでも使ってから気付いたことがありました。 フロントリングとレンズの最前面との間に砂が挟まりやすいんですね。 これは早急な対応が必要だと感じました。 具体的にはレンズフードとレンズフィルターの導入です。調査中。

ひと世代のAFスピード

X-T3やX-T30など最新機種のAFはキビキビしていますが、X100Fは明らかにそれよりも遅いAFです。世代が違うからしょうがないですね。 フォーカスポイントが若干大きいので、白杭と空でピントを迷っていることもしばしばありました。 多くの場合、そんなに支障はありません。 スナップで兎にも角にも速写性!という方には、ちょっと向かないかもしれません。 後継機に期待です!

動かない背面液晶

今まであまり恩恵を感じていませんでしたが、なければないでちょっと困ってしまいました。 ローアングルで撮影するとき、チルト式の背面液晶が恋しくなります。 まぁ、でも、勘でなんとかなります。

おわり

X100Fを購入して、3度海に行って撮ってきた感想をまとめました。 広角が欲しくなったり、望遠が欲しくなったりしそうですが、なければないで走り回れば解決でした。 鵠沼海岸から富士山を写すためには、広角過ぎてもダメだし、望遠過ぎてもダメです。富士山はそれだけでも存在感があるので、個人的には輪郭がわかる程度に写っていればOKだと思っています。 そういう意味で、35mm換算35mmのFUJIFILM X100Fはバッチリ合っていると感じました。 期待通りの満足度です。 後継機X100V(仮称)は絶対購入しちゃうなぁ、これは。
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ABOUT ME
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アマチュアフォトグラファー
湘南で大きいカメラを振り回してる社畜|Kodak日本一周 神奈川県担当(2020)|川崎フロンターレサポ(2013~)
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