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【二眼レフ×一人旅】Yashicaflexで覗いた空を忘れることはない。

abc
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Yashicaflexの二眼レフを所持していながら、あまり使う機会がないabc(@dabcphoto)です。 使う機会がないと言っても、決めるのは私自身の問題なのですが。 もともとジャンク品のような状態で手に入れたので、「外観も結構あれだし、動けばラッキー。動かなかったらインテリア」と割り切っていました。 それが思いのほかいい写りをしたことを思い出して、1年半前に撮った写真をまとめてみした。 こうやってまとめるということは、つまりそういうことです。 カウンターに錆び付きがあるのか、1枚1枚ストッパーがかかりません。そういうコメントを付けてメ●カリに出品するつもりでいます。私の使い方が間違っていただけでした。何も問題はありませんでした。
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成田空港

ブローニーを何十本も機内持ち込み。「X線検査は通さないでください」なんて言うもんだから、荷物検査のお姉さんから表情が消えていました。ただ、おかげさまで感光のない素敵な写真を撮ることができました。 突然の雷雨で成田空港の離発着に大きな影響が出ました。滑走路が大渋滞しているとのことで、30分遅れで搭乗し、そこから離陸までさらに1時間半かかりました。 それでも上空に行ってしまえば青空が広がっています。とても気持ちが良い。 函館に着いた頃はもう夕方でした。奥に写っているのは奥尻島です。

函館

歴史に疎い私ですが、坂本龍馬は知っています。 でも、それはどうでもよくて、北海道には海鮮丼を食べに行ったと言っても過言ではありません。 朝市は中国人で賑わっていました。 新鮮な海産物は全部美味しそうです。 赤レンガへ向かいます。爽やかな空。 カップルが同じポーズで黄昏れていました。大きく写ることはないと分かっていながら、ついついシャッターを切ります。快晴!

車窓

運良く海側の窓側席に座ることができました。 踏切を狙ってシャッターを切ります。狙い通りでした。残念ながら駒ヶ岳には雲がかかっていました。 写らないと分かっていながらもシャッターを切ります。カモメがたくさん並んでいるのです。「もり」なのにその先はには海。 雲行きが怪しくなってきます。雲の切れ目から差し込む光を狙ってシャッターを切りました。

室蘭

長旅を終えて室蘭に到着しました。 ワンマン運転の2両編成。どこか懐かしさを感じるフォルム。たまらない旅情感。 タクシーで測量山まで乗りつけ、頂上までの階段を駆け上がると、海が淡いピンク色に染まっていました。この景色を独り占め。なんて贅沢なんでしょう。 日が変わって地球岬へ。あいにくの天気だったのでモノクロを装填しました。 崖の質感を出すにはモノクロが正解だったかもしれません。 地球岬最寄りの母恋駅。 無人のホームをモノクロで。いったいいつの写真だろうかと不思議な気持ちになってきます。 駅舎の雰囲気がたまらなくよかったです。

小樽

札幌を経由して小樽へ到着しました。 フィルムと赤レンガの相性がめちゃくちゃ良いです。 定番の構図。このあと雨に降られました。

美瑛

この旅で一番の目的地、美瑛。とにかくクルマを走らせて、撮って撮って撮りまくりました。 この旅最後の夕暮れ。最高。

おわり

二眼レフを手にして、1週間も経たずに北の大地へと飛び出しました。テスト撮影もそこそこに、どんな仕上がりになるのかもよくわからないまま撮り続けた一人旅でした。 旅を終えてポパイカメラさんに現像をお願いしたら、スキャン(A4サイズ相当)を含めて3万円オーバーしたことをよく覚えています。とんでもない金額でした。もう1度北海道に行って帰って来てもお釣りが来るレベル。 振り返ってみて感じたのは、1枚1枚の重みでした。コスト的な意味合いも大きいのですが、撮ったときの情景をはっきり思い出せたのがデジタルとの違いでした。 絞りはどうする?シャッタースピードは?ピントは?と撮影前に何度も確認をして、息を止めてシャッターを切る。 いろいろ考えるからこそ、脳裏に光景が焼き付くのだと思います。 デジタルカメラほど自由にパシャパシャと撮影することはできないし、当然その場で確認することもできません。デジタルカメラに比べたら不便なカメラですが、そこが中判フィルムの楽しさなんだと感じます。 そんな中判フィルムカメラの沼に沈んでいきたいのですが、さすがにHasselbladはまだ時期尚早。繋ぎのカメラを探そうかな。 さて、、、
【フィルム】Kodak PORTRA 400は柔らかな発色が魅力【レビュー・作例】
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ABOUT ME
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アマチュアフォトグラファー
湘南で大きいカメラを振り回してる社畜|Kodak日本一周 神奈川県担当(2020)|川崎フロンターレサポ(2013~)
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