フィルム

【失敗談】友人の挙式を中判フィルムで撮ったら盛大に感光していた話

abc

友人の結婚式に意気揚々とHASSELBLAD 500C/Mを持ち込んだら、感光していた話です。

先に言っておくと、フィルムにもカメラにも落ち度はありません。

[chat face=”myicon_36a0da.jpg” name=”abc” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]完全にフラグだった[/chat]

ちなみに、フィルムの撮影は失敗してしまいましたが、デジタルはX100Fでなかなか頑張りました。

もしよかったらこちらもご覧ください。

>>FUJIFILM X100Fで友人の結婚式を楽しんできた話

https://abc-photo.com/entry/wedding-reception-x100f/

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チャンプカメラでのやり取り

チャンプカメラでカメラを選んだあと、現像の受け取りもしました。その際、店員さんがとても申し訳無さそうにこんなことをご報告してくださいました。

[chat face=”woman2″ name=”店員さん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]あの…ブローニーなんですが、感光していたようです…[/chat]

[chat face=”myicon_36a0da.jpg” name=”abc” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]!?[/chat]

[chat face=”myicon_36a0da.jpg” name=”abc” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”](いや、待てよ、確かあのとき・・・)[/chat]

実は心当たりはあったのです。

すっかり忘れていたんですが、感光していると聞いた瞬間に思い出しました。

現像にあたっては、7月にはにさん(@hanisandayo)とお会いした際にいただいたチャンプカメラさんの現像割引券を利用しました。

その節はありがとうございました!!合計で4枚もいただいていまして、残りの3枚についても使わせていただきました!!

問題の写真たち

まずは問題の写真をご覧ください。

全体的にものすごく感光しています。全部で11枚しかありませんが、残り1枚はネガを見る限りどうしようもないぐらい感光していました。

使用したのはPORTRA 800です。本来であればとても素晴らしい写りを見せてくれるフィルムです。

やらかしたこと

じゃあ一体、何をやらかしたのかというと・・・

一度セットしたPORTRA 800(ポートラ800)を巻き直して、改めてセットしました。

ある日HASSELBLAD 500C/Mで海の夕景を撮ろうと決めた日に、海に行かなかったんですね。

夕景であれば800を詰めておけばフィルムでも十分対応できると思いセットしました。START位置まで巻き上げて、さらにすぐ撮れるよう1枚目のポジションまで巻き上げました。

しかし、何らかの理由で行こうと思った日に海に行くのをやめました。(多分、思ったより雲が多そうとかそういう理由です。)

そして、夜中に部屋を真っ暗にして、フィルムをフィルムバックから外し、巻き直しました。

巻き直したのはブローニーの120フィルムです。

一般的な135フィルムは、撮る度にフィルムを引き出していき、最後にパトローネに巻き戻していきます。

しかし、ブローニーは遮光紙とフィルムが巻かれたスプールから、別のスプールに遮光紙とフィルムを巻き替えていきます。基本的には巻き戻しができません

カメラによってはできるかもしれませんが、少なくともHASSELBLAD 500C/M(というかフィルムバック)ではできない認識です。

それを巻き直しました。リスクしかありません。

部屋を真っ暗にして手探りで進めたんですが、きっと何かの光で感光してしまったのでしょう。

それを上手くいった上手くいったと、嬉嬉として再度装填したわけです。

ということで、完全に人災です。

本来であれば、このような作業を行う際は、ダークバッグと呼ばれるアイテムの使用が推奨されます。

暗室(真っ暗な空間)を作り出すアイテムですね。

趣味で適当に撮っている分には、使うことはないだろうなぁと思って購入はしていませんでした。

本当に馬鹿なことをした。悔しい。

たらればですが、もし感光していないフィルムを使っていたとしたら、これ以上ないほど素敵な写真が撮れていたはずです。

特に惜しい挙式のシーンはこれ。

見づらいですが、新郎新婦とも笑顔なのがわかります。

そして、別の日に撮影した写真も悲しいぐらいに感光していました。

かわいさの片鱗は見えます。

全く顔が見えていないけど、めちゃくちゃかわいいです。全く顔が見えていないけど。心の目で見えます。

[chat face=”myicon_36a0da.jpg” name=”abc” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]本当に馬鹿なことをしました・・・[/chat]

おわり

私のような愚か者のために、フィルムを手軽に交換する利便性のために、HASSELBLADにはフィルムバックというシステムがあります。さすがです。

フィルムを交換したくなったときには、フィルム自体を交換するのではなく、フィルムを装填したフィルムバックを交換できるシステムです。

今回のケースであれば、装填したPORTRA800はそのままに、別のフィルムバックに別のフィルムを装填したら良かったわけです。

私のような愚か者なら、160用、400用、800用、モノクロ用があればひと安心ですね。

結論。

フィルムバック買わなきゃということでした。あと、ダークバッグもあると堅いですね。

もしよかったらデジタルカメラX100Fで撮った写真もご覧ください。

>>FUJIFILM X100Fで友人の結婚式を楽しんできた話

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ABOUT ME
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アマチュアフォトグラファー
湘南で大きいカメラを振り回してる社畜|Kodak日本一周 神奈川県担当(2020)|川崎フロンターレサポ(2013~)
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