令和元年の10月頃、Twitterで仲良くしていただいている方たちがバケペンを同時期に購入するという事件が起きました。
元号は令和になったというのに、昭和に発売された重量級カメラPENTAX 67シリーズ、通称バケペンを購入した人がこんなに集まるなんて、控えめに言って頭がオカシイです。
ツイートからバケペンを買いそうなオーラを発していた方を誘って、お互いに物欲を煽り合うという危険なDMグループを作り、交流を深めました。そこからの流れで、フォトウォークに行こうとなるのは必然でした。
各々でファーストロールを撮り終え、動作確認が終わってから『湘南バケペンフォトウォーク』開催に至りました。
メンバー
私を含め、4人が集まりました。
奇しくも、ワタナベさんの「写真好きが集まる会 Day3」に参加された面々でした。(なぜワタナベさんはいないのだろうか。)
[blogcard url=”https://note.mu/sutougen/n/ne37ef4cf8e41″]
フォトレポート
始まるまではコストが気になってシャッターを切らないなんて話をしていましたが、なんだかんだバケペンでも写真を撮ってしまうのが怖いところ。
少し離れたところにいても、「ガコン」「ガコン」とシャッター音が響いてくるのが愉快でした。
私が撮影したのはブローニー4本分、全40枚です。
高額な現像代を覚悟しましたが、ものさんからご紹介いただいたPrinet1さん(https://prinet1.com/)がコスパ優秀で、とても助かりました。
バケペンの場合、カラーネガの現像+600万画素のCD化+補正有りで600円/1本(※会員価格)です。破格過ぎる。
[blogcard url=”https://prinet1.com/”]
[blogcard url=”https://mono16.com/2019/05/09/prinet-1/”]
由比ヶ浜
御霊神社
成就院
稲村ヶ崎
ランチ
七里ヶ浜
江の島(片瀬西浜〜鵠沼海岸)
おわり
バケペン特有のやらかしも皆が連発。
誤ってミラーアップ(※)させてしまったり、シャッターボタンのロックを忘れてシャッターチャンスを逃したり、同じカメラを使うからこそのあるあるネタを笑い合っていました。
※ミラーアップ
巨大なバケペンはシャッター幕とミラーも巨大で、それらが同時に動くとブレが大きくなる。そのため、先にミラーだけを跳ね上げ、その後シャッターを切るという手順でも撮影ができるようになっている。なお、初期モデルにはない機能なので、購入の際にはしっかり確認しましょう。
全員が同時期に買ったカメラを持ってフォトウォークをできたこと、しかもそれが中判フィルムのバケペンという奇跡。最高です。
懇親会ではそれぞれが旅行に行くことが判明したため、ポジフィルムで紅葉を撮影して、それを肴にお酒を飲もうと話がでています。『バケペンで撮った紅葉を持ち寄ってニヤニヤする会』って感じです。楽しみですね〜!
私はつるさんぽに参加するので、奈良の紅葉を撮りまくりたいと思っています。楽しみ楽しみ。