タイトルの通り、フィルムシミュレーション「クラシッククローム」をカスタムしてみたって話です。
ビフォーアフターを追加したいのですが、RAW現像が面倒くさいので後回しにしています。暇なときに追記します。⇒追記しました。
[blogcard url=https://abc-photo.com/entry/kyoto-classicchrome-2017]
クラシッククロームとは
FUJIFILMのカメラに搭載されているフィルムシミュレーションは基本的に”かつて存在したフィルムをデジタルで再現したもの”です。
しかし、このクラシッククロームは違います。
フィルムシミュレーション “クラシッククローム” | Xストーリー | FUJIFILM X より引用します。
新たに開発したクラシッククロームは「あるフィルムを再現した」というのではなく、ドキュメンタリータッチの写真集や雑誌から汲み取った雰 囲気を再現しました。そこが今までの5種類のフィルムシミュレーションとの大きな違いです。それぞれの人の脳内に記憶として残っているイメージや、印刷物 として出力された2次的なイメージを目指していますのでクラシッククロームという抽象的な名称になっています。
[blogcard url=”https://fujifilm-x.com/jp/x-stories/film-simulation-classic-chrome/”]
ということなので、いわゆる記憶色で撮れるのがクラシッククロームです。
自分の記憶色に近付けるためのカスタム
私のイメージに近付けるためには、デフォルト状態では何かが違うと感じていました。
そこで、カメラの「Q」ボタンを押すと出てくるメニューを弄り倒してみました。カスタムできる項目は以下の通り。
- 感度
- ダイナミックレンジ
- フィルム・シミュレーション
- グレイン・エフェクト
- ハイライトトーン
- シャドウトーン
- カラー
- シャープネス
- ノイズリダクション
私はカラー、シャドートーン、ハイライトトーン、シャープネス、さらに普段はオフにしているグレイン・エフェクトを使ってみることに。
具体的なパラメーターは、わざわざ隠すほどのものじゃないですが、ご自身で弄ることをオススメしたいので秘密にしておきます。
クラシッククロームには中途半端な印象を持っていたので、ハッキリした色になるような弄り方をしてみました。
自分専用クラシッククロームの誕生です。
かっこいい名前を付けたい
実はカスタム設定には、名前を付けることができます。英数字で25文字。
フジキナで伺ったのですが、内田ユキオ氏はこのようなカスタムしたときに、イメージとマッチする外国の都市名を付けているそうです。オサレ上級者過ぎる。
私も名前を付けたいところです。それも超かっこいいやつ。
Eternal Force Blizzardとか?22文字。相手は死ぬ。
・・・・・・。
作例
みなとみらいを散歩しながら、今回のカスタム設定を試行錯誤しました。山下公園、中華街のあたりで、決め設定が完成しました。
試行錯誤しながら、昨秋の京都もイメージに近付くだろうと予想していました。
めっちゃ良い!!
気分がいいので、続けて他の写真にも適用していきます。
めっちゃ良い感じじゃないすか?(ドヤ顔
お気に入りはこれかなぁ。
というわけで、私だけのクラシッククロームの完成です。
まとめ
以上、みんな大好きなフィルムシミュレーションを、さらに自分だけの物にしてみようって話でした。
今回はRAW現像で再現しましたが、設定は決まったのでこれからは撮って出しでこの状態になります。超すごい。
いいですか、撮って出しでこの状態になるんですよ!!超すごい!!
あと、かっこいい名前を付けたい。
[blogcard url=https://abc-photo.com/entry/kyoto-classicchrome-2017]
余談
Windows版X RAW STUDIO早くしてください!!!!
京都の写真は、もともとACROSを使って撮影していました。今回の決め設定を適用するため、とても面倒くさい手順を踏みました。
- PCからSDカードにRAWを移す
- X-E3本体で1枚ずつポチポチとRAW現像する
- 出来上がったJPGをSDカードからPCに移す
はっきり言って超絶面倒くさかったです。
Windows版X RAW STUDIO早くしてください!!!!お願いします!!!!
もともと2018年2月リリース予定ですが、2月は半分過ぎました。首を長くして超楽しみに待っています。
[blogcard url=https://abc-photo.com/entry/x_raw_studio_01]
待望のX RAW STUDIOでました!